天パってほんと困ることばっかり!
多くの人達がコンプレックスのひとつに挙げる天然パーマ。直毛の人にはわからない悩みがたくさんあります。
天然パーマで困っている人、たくさんいるようです。例えば、朝、ヘアスタイルのセットの時間がかかることに加えて時間が経つとだんだんうねってくる、雨の日は湿気でちりちりして外出するのが憂鬱になる。髪を梳かそうとしても櫛がひっかっかって髪同士がもつれてしまい、ますます悲惨な目にあうことも。
幼稚園児や小学生の頃はとにかくいじめの格好の的になってしまう天然パーマ。『鳥の巣』なんて言われて頭に鉛筆を刺されたり、変なあだ名もたくさん。『大仏』とか『スチールウール』なんて。とにかく辛い。
天然パーマは遺伝が関係しているなんて誰かに言われると、両親を疎ましく思ってしまうことも。
もっと高学年になると今度は先輩たちから「パーマかけてるだろ」なんて睨まれたりする。自分の意思じゃ真っ直ぐな髪にするには限界があるのに、周りの人達は解ってくれない。
直毛の人に「ふわふわしてかわいい」とか「パーマかけなくて良いね。」なんて時々言われるけれど、それは「あなたがた直毛で何不自由することなく好きなヘアスタイルが出来るからでしょ!」とキレたい衝動に駆られることもしばしば。
夏に海やプールに行きたくても、濡れた後の髪のセットの事を考えると無邪気に楽しめないし、みんなで温泉にお泊りなんて時は人より早く起きてセットしたり。
とにかく天然パーマは、やっかいなコンプレックスのひとつなんです。